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7.42021
任意後見につなぐ見守り契約
見守りサポート契約の役割
見守り契約とは、近くに頼れる親族がいない方と定期的に連絡を取り合うことで、ご本人さまの健康状態や判断能力の状況を確認し安心して生活を送れるように支援する契約のこと
を言います。
見守り契約は、任意後見制度で後見が開始されるまでの橋渡しの役割をします。
任意後見契約には3つの類型がありましたね。
- 将来型
- 移行型
- 即時型
です。
③の即時型は、直ちに後見が開始しますので、
見守り契約をする必要はありません。
必要なのは、①と②の型です。
将来型・移行型と見守りサポート契約
見守りサポート契約は、後見が開始するまでにご本人を守るための契約です。
任意後見契約を結んでも、ご本人の判断能力が低下して、任意後見監督人が選任され、後見が開始するまでは、任意後見人には何の権限もありません。
そこで、見守りサポート契約によって、継続的にご本人を見守ることが出来れば、判断能力の低下や、詐欺などのトラブルにいち早く気づくことが出来、ご本人を保護することが出来ます。
このように、見守りサポート契約は、任意後見の委任契約締結から、任意後見が開始されるまでの間をフォローすることになります。
見守りサポート契約が必要な方
見守りサポート契約が必要だと思われる方は、
- 一人暮らしで認知症の不安のある方
- 家族が遠方に住んでいるので支援を頼める人がいない方
- 配偶者も高齢者で、生活に不安がある方
- 定期的に訪問してもらい、困りごとを相談したい方
などです。
当事務所では、見守りサポート契約を承っております。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。